- 1. はじめに:初心者から一歩進むために
- 2. 速読技術の継続的な練習
- 2.1. 日々の練習の重要性
- 2.2. 具体的な練習方法
- 2.3. 練習のバリエーションを持つことの重要性
- 2.4. 定期的な振り返り
- 3. 高度な速読テクニックに挑戦
- 3.1. スキミングとスキャニング
- 3.2. 予測読み
- 3.3. 視野の拡大
- 3.4. メタ認知スキルの活用
- 3.5. 深読みと批判的読み
- 4. 推奨されるリソースの活用
- 4.1. オンラインコース
- 4.2. 速読トレーニングアプリ
- 4.2.1. 日本語版
- 4.2.1.1. iOS / Mac用
- 4.2.1.2. Android 用
- 4.2.1.3. Windows 用
- 4.2.2. 速読用じゃないけど、ふくが利用しているアプリやサービス
- 4.2.3. 英語版
- 4.2.3.1. 1. Spreeder
- 4.2.3.2. 2. ReadSpeeder
- 4.2.3.3. 3. 7 Speed Reading (7SR)
- 4.2.3.4. 4. Acceleread
- 4.3. 速読に関する書籍
- 4.4. 速読セミナーとワークショップ
- 5. 日常生活での速読技術の活用
- 5.1. ニュース記事の速読
- 5.2. 効率的なメール処理
- 5.3. 学習資料の迅速な理解
- 5.4. レジャーでの読書時間の充実
- 5.5. 情報収集のスピードアップ
- 6. まとめ:速読技術の上達へ向けて
- 6.1. 継続は力なり
- 6.2. 正しい技術と方法の選択
- 6.3. 日常生活での実践
- 6.4. 自己成長への投資
- 7. あなたの速読体験やテクニックなど聞かせてね
はじめに:初心者から一歩進むために
速読の世界へようこそ!速読の基本的な概念や技術を学んだあなたは、すでに重要な一歩を踏み出しています。しかし、学びの旅はここからが本番です。速読の技術をさらに深め、読書能力を格段に向上させるためには、継続的な学習と実践が不可欠です。
速読は単に文字を早く追うことだけではありません。それは情報を効率的に処理し、理解し、記憶する技術です。この技術を深めることで、ビジネスから学習、趣味の読書に至るまで、あらゆる面で大きなメリットを享受することができます。
初心者から一歩進むためには、まずは「継続は力なり」という言葉を心に刻んでください。
速読の技術もまた、練習を重ねることで徐々に向上していきます。始めたばかりの頃は、なかなか思うように速度が上がらなかったり、理解度が落ちることに焦りを感じるかもしれません。しかし、それは全ての学習者が通る道です。大切なのは、小さな進歩を積み重ねていくことです。
この章では、初心者が中級者へとステップアップするためのヒントやテクニックを紹介します。基本的な速読技術を応用し、新たな学習法に挑戦することで、読解速度だけでなく、理解度を高めることが目標です。さらに、速読を学ぶ上での心構えや、練習方法の選び方についても触れていきます。
速読の旅は、自己発見の旅でもあります。自分に合った学習スタイルやペースを見つけ、楽しみながら技術を磨いていくことが重要です。この旅を通じて、あなたの読書体験がより豊かなものになることを願っています。
速読の練習を始めて5日目です。以前取り組んだことがあるのですが初心に戻って取り組んでます。本当に継続が命!一緒に頑張りましょう♪ 速読チャレンジを更新しているので応援してね!
速読技術の継続的な練習
速読技術の向上には、何よりも練習が重要です。初心者から一歩進んだ段階で、基本的な技術をさらに磨き上げるための練習を継続的に行うことが、速読スキルを高める鍵となります。
日々の練習の重要性
速読技術の習得は、日々の小さな練習の積み重ねから始まります。短い文章から始め、徐々に読む速度を上げていくことが大切です。また、読む素材の種類を変えることで、さまざまなテキストに対応できる読解力を身につけることができます。
具体的な練習方法
- パッセージリーディング:短いパッセージを選び、できるだけ速く理解する練習をします。時間を計りながら読むことで、自分の読書速度を客観的に把握することができます。
- 指やペンを使う:読む際に指やペンを文字に沿って動かすことで、視線の動きをスムーズにし、集中力を高めます。これは視覚的な追跡能力を向上させる効果もあります。
- サマリー作成:読んだ内容を短いサマリーとしてまとめる練習をすることで、理解度を確認するとともに、情報の要点を捉える能力が鍛えられます。
練習のバリエーションを持つことの重要性
速読技術を効率的に向上させるには、練習の内容を変えることが重要です。同じ方法の練習ばかりではなく、様々なアプローチを試すことで、読書スキルのさまざまな側面を鍛えることができます。たとえば、ある日は速度を重視し、別の日は理解度を重視するなど、目的に応じて練習方法を変えることが効果的です。
定期的な振り返り
練習を重ねる中で、自分の進歩を定期的に振り返ることも大切です。読書速度や理解度がどのように変化しているかを記録し、目標に対する進捗状況を確認しましょう。自分自身の成長を実感することは、モチベーションの維持にも繋がります。
速読技術の継続的な練習は、読書スキルだけでなく、集中力や情報処理能力の向上にも寄与します。毎日少しずつでもいいので、練習を続けていくことで、確実に速読スキルは向上していきます。自分に合った練習方法を見つけ、楽しみながらスキルアップを目指しましょう。
文字が少ない本から段階的に進めるのが遠回りのようで近道。練習で利用した本を基準に、もう少し文字数が少ないもの(または多いもの)を選ぶ、などの調整をしましょう。私もかなり文字数の少ないもの、一文が長くないものを選んだら、心理的にとても楽になりました。
高度な速読テクニックに挑戦
速読の基本を身につけた後は、より高度なテクニックに挑戦することで、読書速度と理解力を一層向上させることができます。ここでは、初心者が次のステップとして取り組むべき高度な速読テクニックをいくつか紹介します。
スキミングとスキャニング
- スキミング
- テキストの表面をすばやくなぞり、主要なアイデアや要点を掴む技術です。パラグラフの最初と最後を読む、見出しや太字、イタリック体をチェックするなどの方法が有効です。
- スキャニング
- 特定の情報やキーワードを探すためにテキストを速く目を通す技術です。目的の情報を効率的に見つけ出すために、視覚的な焦点を鍛えます。
これらの技術は、情報を迅速に処理し、必要な情報を効率的に抽出する能力を高めるために非常に有効です。
予測読み
読む前にテキストの構造を把握し、どのような情報が含まれているかを予測する技術です。文章や段落の初めを読んで、その後の内容を予想します。これにより、読み進める際に情報を迅速に理解し、記憶に留めやすくなります。
速読法の種類によっては紹介されている手法の一つです。
視野の拡大
一度に認識できる文字の数を増やすことで、読書速度を効果的に上げることができます。これには、視野を意識的に広げる練習が必要です。例えば、一行の中心を見ながら、両端の単語も認識するように心がけるなどの方法があります。
フォーカス・リーディングでは文字数を増やして視野の拡大という練習は含まれていません。如何に視野を緩めて広く文字を捉えるか、というポイントにフォーカスしています。
メタ認知スキルの活用
自分自身の理解度を常に監視し、理解できていない部分があれば、読み直すなどの調整を行う技術です。自分が何を理解していて、何を理解していないのかを自覚することで、効果的な読書戦略を立てることが可能になります。
深読みと批判的読み
テキストを深く掘り下げ、著者の意図やメッセージを読み取る技術です。また、批判的読みは、テキストの内容を分析し、その妥当性を評価する能力を指します。これらの技術は、単に速く読むだけでなく、読んだ内容を深く理解し、批判的な思考を養うために重要です。
高度な速読テクニックに挑戦することで、読書の幅が広がり、より多くの情報を短時間で吸収することが可能になります。これらの技術をマスターすることは、速読の上達だけでなく、知識の深化にも大きく貢献します。練習を重ね、自分に合ったテクニックを見つけて、読書能力を一層高めましょう。
推奨されるリソースの活用
速読技術を向上させる旅では、正しい知識と実践方法が重要です。幸い、速読を学ぶためのリソースは豊富にあります。ここでは、速読技術を磨くための推奨リソースと、それらをどのように活用するかを紹介します。
オンラインコース
- 速読に特化したオンラインコース
- 活用方法
- 初心者向けのコースから始め、自分のレベルに合わせて徐々に上のレベルのコースに挑戦しましょう。ビデオレクチャーや実践演習が豊富なコースを選ぶと、より効果的に学習できます。
速読トレーニングアプリ
日本語版
別の記事(速読トレーニングに役立つツールとアプリ)で紹介したものを再掲します。
iOS / Mac用
Android 用
- 【速読ワールド2_Ver2.0教科書付】速読術(Android アプリストア)
- 速読いいね(Google Play)
- 瞬間速読(Google Play)
- QuickReader(Google Play)
Windows 用
- SP速読学院アプリ(公式サイト)
- 【速読ワールド2_Ver2.0教科書付】速読術(Microsoft アプリストア)
速読用じゃないけど、ふくが利用しているアプリやサービス
- メトロノーム(iOS)
- 一定のリズムでページをどんどんめくっていくために使っている
- 脳トレ123(iOS / Mac)
- 画面に広がる数字を一瞬で覚えて順番に押すだけ。
- 継続する技術 (iPad)
- 習慣にしたいことを1つ決めて、達成したらタップするだけ。
- ノートアプリ(MindNode, GoodNotes6, Zotero など)
- 使ったり使わなかったりするから新しい機能とか覚えられないです😅
- Amazon Music (月額980円)
- BGMで流したい時に利用している。
英語版
実は英語のアプリやサービスの方が多いんですよね。検索すればたくさん出る。英語で情報収集するのが苦で無い方はこちらのほうが選択肢が多いかも。
1. Spreeder
Spreederは、速読トレーニングに特化したオンラインツールです。テキストをコピー&ペーストすることで、一度に表示する単語の数や読む速度を調整し、速読の練習ができます。視覚的なスパンを広げ、より速く情報を処理する能力を養うのに役立ちます。(https://www.spreeder.com/)
2. ReadSpeeder
ReadSpeederは、無料で利用できる速読トレーニングのウェブサイトです。実際の書籍や記事を使用して練習することができ、個人の読書速度に合わせてトレーニングプログラムを提供します。理解度を保ちながら速度を上げることに重点を置いています。(https://readspeeder.com/)
3. 7 Speed Reading (7SR)
7 Speed Readingは、ユーザーの読書速度を最大3倍に向上させることを目指すソフトウェアです。多数のトレーニングエクササイズ、ビデオチュートリアル、そして読書速度と理解度を追跡するツールが含まれています。また、眼球運動を改善し、集中力を高めるエクササイズも提供しています。(https://www.7speedreading.com/)
4. Acceleread
Accelereadは、iOSデバイス向けのアプリで、個人の読書スタイルに合わせたカスタマイズが可能です。このアプリは、読書速度の向上だけでなく、理解力と記憶力を高めることにも焦点を当てています。インタラクティブなトレーニングセッションと進捗追跡機能が特徴です。(https://www.speedreadinglounge.com/acceleread-review)
通勤時間や休憩時間を利用して、毎日コンスタントに練習することが重要です。アプリの設定を調整し、読書速度の向上を目指しましょう。
速読に関する書籍
- 専門書籍
- 速読技術に関する理論や練習方法を深く理解するためには、専門書籍が非常に有用です。「速読速聴・英単語 超短期マスター」のような書籍は、速読だけでなく、語学学習にも役立つテクニックを紹介しています。
- 活用方法
- 書籍で学んだ知識を実際の読書に応用し、理論と実践の両方で技術を磨きます。さまざまな種類のテキストで練習を重ねることで、理解度を高めていきましょう。
・速読に関する書籍
速読本は沢山あります。ご贔屓の方がいないのであれば、しっかりと速読について研究されている氏の書籍をまず一読することをオススメします!
その他には次のような書籍が良いかもしれません。
- 書籍「フォーカスリーディング」
- 3分間で読めたページ数「11」
- 文字x行数「40文字x16行」(約640文字)
- 理解度「高」
流行りでは、「瞬読」という方法があります。これはまだ試したことがないので、試してみたら情報を追記したいです。
速読セミナーとワークショップ
- 対面またはオンラインでのセミナー
- 速読に関するセミナーやワークショップでは、専門家から直接テクニックを学べるだけでなく、他の参加者と経験を共有することができます。
- 活用方法
- 実際に速読テクニックを体験し、専門家からのフィードバックを受けることで、自分の読書スタイルを改善できます。他の学習者との交流から新たな学習のヒントを得ることもできるでしょう。
さすがにどのセミナーが良いとまでは言えないのですが、どちらにしても短期では理論と練習方法を身につけるくらい(もちろん、コツをすぐに掴む人もいるだろうから必ずというわけではない)で、その後の練習量が大事になる。
フォーカス・リーディングのオンライン講座は受講したことがあり、今の練習も当時の内容を元に練習を積み重ねています。
これらのリソースを最大限に活用することで、速読技術の向上に大きく貢献することができます。自分に合ったリソースを見つけ、学習スタイルに合わせて活用していくことが成功の鍵です。速読技術を磨くことは、読書の楽しみをさらに深め、日常生活や仕事での情報処理能力を大きく向上させることに繋がります。
日常生活での速読技術の活用
速読技術は、学習や仕事だけでなく、日常生活のさまざまな場面で役立ちます。効率的に情報を得ることで、時間を節約し、生活の質を高めることができます。ここでは、日常生活で速読技術を活用する方法についていくつかの例を紹介します。
ニュース記事の速読
毎日の情報収集では、多くのニュース記事やブログポストを素早く読む必要があります。速読技術を活用することで、重要な情報を素早くキャッチし、時間を有効に使うことができます。スキミングやスキャニングのテクニックを用いて、記事の要点を迅速に把握しましょう。
ただ見るだけじゃなくて、練習として捉えて見るのも面白いです。ぜひやってみて、内容をどれくらい把握できたのか自分で読み直して確認してみてください。
効率的なメール処理
仕事上や個人的なメールの処理にも、速読技術は大いに役立ちます。特にビジネスシーンでは、毎日大量のメールに対応する必要があるため、速読技術を使って効率的に情報を処理することが重要です。メールの要点を素早く理解し、必要なアクションを迅速に決定することができます。
これも良い練習ですよね!最初から全部読まなくてもよいですから、気楽に取り組めます。
学習資料の迅速な理解
自己啓発や趣味、資格取得のための学習では、大量のテキスト情報に接することがあります。速読技術を駆使することで、学習資料を迅速に理解し、短時間で学習の幅を広げることが可能です。深読みや予測読みなどのテクニックを活用して、理解を深めることも大切です。
やっぱり速読をマスターしたら、知識を深めたいですよね。私もいつかこのレベルで専門書を読みたいです。
レジャーでの読書時間の充実
趣味の読書でも、速読技術は有益です。特に時間が限られている中で、より多くの本を読みたいと思う人にとって、速読は大きなメリットをもたらします。読みたい本を迅速に読み進めることで、限られた時間の中でも読書を存分に楽しむことができます。
情報収集のスピードアップ
研究や趣味、旅行の計画など、特定のトピックに関する情報を収集する際にも、速読技術が役立ちます。関連情報を素早く把握し、必要なデータや知識を効率的に集めることができます。情報のオーバーロードが問題となる現代において、速読技術は有効な解決策の一つです。
速読技術を日常生活に取り入れることで、情報を効率的に処理し、より充実した生活を送ることが可能になります。練習を重ね、様々なシチュエーションで速読技術を活用することで、その効果を実感することでしょう。
まとめ:速読技術の上達へ向けて
速読技術の上達へ向けての旅は、一朝一夕に達成できるものではありません。しかし、継続的な練習と正しい方法を適用することで、読書速度を増加させるとともに、理解度を高めることが可能です。この章を通して紹介したヒントやテクニックを活用し、あなたの読書スキルをさらに高めていきましょう。
継続は力なり
速読技術の向上には、日々の練習が不可欠です。毎日少しの時間を速読練習に割り当てることで、徐々に読書速度が向上し、より多くの情報を短時間で処理できるようになります。また、様々な種類のテキストを読むことで、速読技術を幅広い分野に適用する能力を養いましょう。
正しい技術と方法の選択
速読技術を磨くには、自分に合った学習方法を見つけることが重要です。基本的な技術から始め、徐々に高度なテクニックに挑戦してください。また、推奨されるリソースを活用し、速読に関する知識を深めることも大切です。
日常生活での実践
速読技術は、学習や仕事だけでなく、日常生活の様々な場面で役立ちます。ニュースの速読、効率的なメール処理、趣味の読書など、日々の活動の中で速読技術を積極的に活用していきましょう。実践を重ねることで、速読技術が自然と身につきます。
自己成長への投資
速読技術の向上は、自己成長への投資です。読書速度が向上するだけでなく、情報を効率的に処理し、理解する能力も高まります。この能力は、学習、仕事、趣味など、人生の様々な面で大きな利益をもたらします。
速読技術の上達は、練習と忍耐が必要ですが、その努力は確実に報われます。本記事で紹介したテクニックを活用し、速読技術の向上に取り組むことで、読書をより深く、より豊かに楽しむことができるようになるでしょう。あなたの読書ライフが、この旅を通じて、新たな次元に到達することを願っています。
あなたの速読体験やテクニックなど聞かせてね
実際に速読でバリバリ本を読んでいる人も、かつて挑戦したことがある人も、体験談とかシェアしていただけたら嬉しいです。
私も久しぶりに速読という技術を掘り返してきて楽しみ始めました。
これってただの技術で、ほんとはこの先のことが大事なんですよね。
語学を習得することに例えるならば、ゴールは習得することではなくて、その習得したものをどう自分の人生に活かすのか、というところでしょう。
難しい資格をとっても活用しないならば資格マニア(悪くないよ、全然)ですし。
そして、悲しいことに使わなければ能力・技術もサビが来る、ということ。
これからの人生で大事にしたいことを日々継続して生きていきたいです。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
《2023年版》速読の科学: 「速読」でどこまで速く理解できるのか。その最終結論
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