休憩と速聴チャレンジ

こんにちは!

速読練習日記をみてくださりありがとうございます。

今日は、昨日速読練習をお休みしたことと、新たに速聴に挑戦したことをお話します。

やりたいことはたくさんある

実は昨日、ずっと続けていた速読の基礎訓練をお休みしました。本当はやろうと思えばできたのだけど、それよりも頭の中をずっと支配していたことがあります。

それは、「自分は何がやりたいのか」というテーマでした。

実は私は50歳になりました。
節目ということもあり、沢山のことを考えてしまいました。

速読は読書が好きなことと、もっと沢山読みたいということから再開したのですが、そこから先は考えているようで考えていなかったのだなあと改めて感じたのです。

本当に自分は何がやりたいのだろう?と悩んだ朝でした。

Xで見つけた記事

しかし、いつまでも悩むわけにはいきません。

せっかく積み上げた速読の技術も、練習を3〜4ヶ月続けないと安定しませんし、前回のチャレンジも途中で止めたので中途半端になったのです。今回は同じ轍を踏みたくありません。

練習を終えた後、ふと昨日みつけた「速聴」の記事を思い出しました。

Xで知り合った、がじゅまるパパの記事(【オーディオブックで4倍速が聴けるようになる方法】)で、4倍速で速聴する、というものです。

私も Audible を毎日のように聞いていますが、2倍速以上は挑戦したことがありませんし、実際に聞いている人がいることに大変驚いたので、記事を読ませていただきました。

4倍速って本当にできるのかな?と思い、今朝は4倍速(Audible では3.5倍速が限界)に挑戦することにしたのです。

速聴ってなに?

速聴は、読んで字のごとく早く聞くこと。

音声読書サービス Audible や Audiobook.jp などで提供されるコンテンツは、再生速度を変化させることができます。

Audible は、最速3.5倍まで、Audiobook.jp は、最速4倍まで速度をあげることができます。

2倍以上の世界は、本当に想像ができませんよね。
実際に挑戦してみたのでぜひ続きを読んでみてください。

速聴のコツと本の選び方

速聴は、すべての本に適用できる方法ではありません。
がじゅまるパパは書籍の選び方に次のようなポイントを挙げておられます。

  • 聞きやすいナレーターさんを選ぶこと
  • 小説よりビジネス書や実用書を選ぶこと
  • BGMが少ない本を選ぶこと
  • 登場人物が少ない本を選ぶこと
  • 長めの本を選ぶこと

そして大事なことは、

  • ポイントを掴むことを前提に聞いてみること。

聞いてみると分かるのですが、一字一句を聞き取ろうとすると絶対に無理なことがわかります。

初の3.5倍速聴体験と感想

今朝選んだ書籍はこちら。

失敗しない読書術
  • 失敗しない読書術
    • 著者)名もなき読書家
    • ナレーター)デジタルボイス
    • 出版社)フォレスト出版

なんと、いきなり「当たり」を引いてしまいました。

最初、デジタルボイスはどうなの?と思っていましたが、全然違和感なくて驚きました。

読書の理解度

今回は速聴であったにも関わらず、理解度B(80%)くらいは残っているのかな?と思います。内容がとてもわかりやすいので、初めて速聴に挑戦する方に強くオススメできる作品です。

実際に速聴しているときに、メモしながら聞いていました。
書籍と違って流れていくので、気になるところはメモするのがオススメです。

読書メモ

聞いていた中で印象に残ったことを紹介します。これから聞こうと思う方の参考になれば幸いです。

まず、読書に対する考え方・姿勢が、速読ともつながっているのがとても印象的でした。

そして、読書をさらに効率的・効果的にする手法については「なるほど!」と思わされました。

以下、メモした中からご紹介します。

  • 集中力を保つための工夫をする(健康、デジタルデバイス排除、読書環境など)
  • 読む前にキーワードを決めておく(何を知りたいのかをはっきりさせておく)
  • キーワードがよくわからない場合は、検索ボックスを活用して探してみる(ラッコキーワードがオススメ)
  • すべてを全力で読む必要なし
  • Amazonレビューを当てにしない。Instagram の書評はオススメ(紹介されている本をみて、知らない本に巡り会える)
  • もし思った通りの本でない場合は、読むキーワード(テーマ)を変えて読むと良い。
  • どうしても合わない本に出会ってしまったら、著者・編集者をリストにしておく。→ なにをしないかを決めるのも大事(スティーブ・ジョブズの名言らしい)
  • 探しているキーワードが見つからない場合は、テーマ調査に変更する(もう一度聞かないとわからない・・・)
  • 知り得た知識、他人の経験など、自分の生活に落とし込めるところは落として真似てみる
  • センスの良い言葉を集めよう。(村上春樹の比喩表現が好きだから、比喩表現を探すとか)
  • 読書記録を残すならInstagramがオススメ。ハッシュタグを活用するとつながりが広がるのでオススメ。
  • 紹介するときは、タイトルや著者名など基本的情報を間違えないようにする
  • 投稿日は工夫してみる(誕生日、試合日、〜〜の日、季節、記念日などなど)

もう一度聞けば、上のリストももう少し肉付けできるかもだけど。もしこれから聞く人がいれば、参考にしてみてくださいね。

速聴の効果と今後の読書に生かせる考え方

早く読む理由が特にない場合は良いけれど。

仮に、早く聞いても聞かなくても理解度が高く保てるというのであれば、早い方が良いよね?とか思いませんか?

読書もそうなんだけど、速読でつかめた内容だからすぐに忘れるわけではなく、あくまで読書後の姿勢に関係あると思うのです。

学校のテストのように、学んだことを何らかの形でアウトプットすれば、たとえ一つだけ学び取れたとしても、それは立派な読書(速読・速聴)と言えるのではないでしょうか。

たとえば本書で取り上げられている、「キーワードを決めて読む」、ってのを一度でも実行してみるとか、「読書後の感想を Instagram へ投稿してみる」とかです。

もっと速聴した内容を深めたいなら。

私は Audible で聞いてみて良いなと思った本を Kindle や書籍で書い直したことがあります。
やっぱり目で読むほうが落ち着くし記憶に残りやすいんですよね。

忘れることも多いから、本に印をいれたり、メモしたりするんです。○ページくらいにあったな、という探し方が好きなのかも知れません。(指の感覚でこの辺、ってやつですね)

速聴による読書の可能性

もし一度も速聴に挑戦したことがなければ、ぜひ挑戦してみてください。

具体的な挑戦方法は、がじゅまるパパの記事(【オーディオブックで4倍速が聴けるようになる方法】)にて紹介されているので、ぜひみてくださいね。

私は今回2倍速の壁を打ち破ることができました。

そして、ちゃんと理解力を保てたことに大変驚きを感じるとともに、明日からの Audible 本選びが大変楽しみになりました。

だって3.5倍で読めるんですよ?

今まで2-3日に1冊だったのが、確実に1−2日に1冊になります!単純計算で軽く1年で100冊超えますね。

最後に。

Audible のようなオーディオブックで本を聞くメリットをシェアして今日の長くなった記事を締めくくります。

オーディオブックは厚みがない!😆

これです。

『哲学と宗教』とか『サピエンス全史』とかあの太さ!文字の小ささ!
私、恥ずかしながら書店で開いて元に戻しました😅

しかし、Audible で両方とも最後まで聞くことができて、とても感動したことを覚えています。

厚みや文字の小ささに怯える私と同じ気持ちをもつ方。
Audible なら問題有りません!

最後まで読んでくださりありがとうございました。

あなたの速読体験やテクニックなど聞かせてね

速読を実践している方も、過去に挑戦したことがある方も、ぜひ体験談をシェアしてください。

私も久々に速読技術に触れて、新たな楽しみを見つけ始めました。

技術自体も大切ですが、それをどう生活に活かすかがもっと重要ですよね。

語学の習得が目的ではなく、その後の活用が重要なのと同じです。

取得した資格を活かさなければ、ただの資格集めになってしまいます。

そして、使わなければ技術も錆びてしまうという事実。

これからの人生で、大切にしたいことを見つけ、それを続けていくことが私の願いです。

最後までお読みいただき、心より感謝します。

速読の科学2023

《2023年版》速読の科学: 「速読」でどこまで速く理解できるのか。その最終結論

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