速読の旅：50歳で始めた一ヶ月の基本トレーニングで得たこと

新たな挑戦、50歳からの速読

こんにちは。

私は50歳になり、新しい挑戦として速読を始めました。オンラインの講座を見ながら、試行錯誤し、日々基礎トレーニングと読書に取り組んでいます。その様子をブログで紹介しています。

速読は単に早く読む技術ではなく、効率的に情報を得るための手段です。この記事では、速読習得に向けた私の実践方法と、それぞれのステップで意識していることを共有します。

目的意識を持って取り組む：速読練習の心得

速読を学ぶ上で大切なのは、目的意識を持って取り組むことです。

基本となるのは、線（または文字列）の上をなめらかに視点を移動させることから始まります。しかし、単に目を動かすだけではなく、何を目的として練習するかを明確にすることが重要です。

例えば、線の上を目で追う時、どんなイメージをもつか。点が移動している？線が太く見える？など、それぞれのイメージができると思います。どれが正しいかとかではなく、如何に目を動かさずに視点をなめらかに動かせるか、がポイントになります。

例えば、文字列が並んでいるシートを使う時には、行頭行末をしっかりと捉える、リズムを崩さないようにする、全体を捉えながら追う、文字にフォーカスすると動きが遅くなる、どの程度の視野なら見えているか探るなど、具体的な目標を持つことで、練習の効果は大きく変わってきます。

そして練習中に絶対に「あ、今ちょっと乱れた」とか、「スピードについていけなくなった」「見え方が変わったけど、これはどうなん？」とか沢山感じるはずです。こういうところも自分の練習の成果であり過程であるので、大事に受け止めていきましょう。

練習時に、ただメトロノームに合わせて文字を追っていても、何も考えていないとなかなか力になりにくいので注意が必要です。

繰り返し読みでも良い：理解への道

速読技術の習得において、一度の読みで全てを理解する必要はありません。

重要なのは、繰り返し読むことで理解を深めていくプロセス。初読では全体の概要を掴み、繰り返し読むことで詳細を理解していきます。

この過程で、読む速度を自然と上げることができ、内容の理解も深まります。

何度も読むことで、一度読んで理解したところは読まなくても良いし、ここはもっとしっかりと理解したいと思えば、そこに時間を割けばいいのです。

そこでもし自分が理解を得られたのであれば、それは速読が大成功、ということですよね。

さっと読んで、あっという間に内容理解とか、夢のような技術ではないです、速読って。

逆を言えば、ずっと読書を積み重ねて来られている方であれば、速読って半分身についているようなものです。あとは、どうやって今までの読み方の殻を破るか、です。瞬間の理解力って、絶対に高いはずですからね。

読んだことを記録する：知識の定着

速読トレーニングのもう一つの重要なポイントは、読んだ内容を記録することです。

これは、読んだ内容の理解と記憶の定着に役立ちます。付箋や書籍・ノートへのメモだけでなく、夜にその日読んだ内容を思い出してみることも有効です。

トレーニングでは間をあけずに書き出すのも良いでしょう。その時間がなければ、あとから必ず時間を取って記憶を掘り起こしてくださいね。

この習慣をつけることで、読書から得た知識が自分のものになりやすくなります。例え練習で読んだ本でも、何か学びが得られるのであれば、それは大事に自分の骨肉にしていきましょう。

まとめ：速読、新たな読書体験への扉

50歳から始めた速読の練習は、新たな発見と学びに満ちています。

速読は、読書をより豊かにするための手段であり、その過程で得られる知識や洞察は計り知れません。今日読んだ一つの新しい知識が、今日これからの生き方、明日へのステップとなります。

速読を通じて、読書だけではなく人生にも大きな良い影響を残して充実した時間を過ごしていきましょう。

あなたの速読体験やテクニックなど聞かせてね

速読を実践している方も、過去に挑戦したことがある方も、ぜひ体験談をシェアしてください。

私も久々に速読技術に触れて、新たな楽しみを見つけ始めました。

技術自体も大切ですが、それをどう生活に活かすかがもっと重要ですよね。

語学の習得が目的ではなく、その後の活用が重要なのと同じです。

取得した資格を活かさなければ、ただの資格集めになってしまいます。

そして、使わなければ技術も錆びてしまうという事実。

これからの人生で、大切にしたいことを見つけ、それを続けていくことが私の願いです。

最後までお読みいただき、心より感謝します。