目的の明確化と学びの整理

皆さん、おはようございます。

速読練習を始めてみたものの、意外とその道のりは険しいものがありますね。

特に、読んだ内容をどう記憶に留めるかが私にとっては大きな挑戦でした。

今日はその日記をお届けします。

目的の重要性

「読む目的を明確にする」。

これは速読を学ぶ上でよく耳にするアドバイスですが、この言葉の重みを日々の練習を通じて実感しています。

なぜなら、これを意識しておかないと、あっという間に本の世界に取り込まれてしまうからです。

例えば、今日はメモ術の本を読みましたが、「今日は仕組みを理解することに集中する」と決めて時間を投資すると、読んだ内容が自分のものになり、新たな疑問も自然と湧いてきます。

「これが自分だけの学びとなり、知識が深まっていくんだな」と実感できる瞬間です。

メモの取り方

速読の技術を磨く中で、私が特に力を入れているのがメモの取り方です。

速読で得た情報を忘れないように、章ごとや適宜停止してはメモを取るようにしています。

この習慣は、理解度を徐々に高め、読んだ内容を自分のものにするのに非常に役立っています。

「1度目は理解度50-60%で概要を掴み、次に80%程度理解する」を目標に、練習を重ねています。

ふく

理想は「さ〜っと読んで頭にスっと残る」なんだけど、幻想ですよね。

『知的生活の方法』(渡部昇一著。講談社現代新書)でも著者があっさりと、誰でも読んだらすぐに忘れるものだ、と言われているのを見て、私だけではないのだなあ〜と安心しました。

余談ですが、この本の中でもカード型文献管理法について、ご自身の経験を元に記載されていました。まさに『TAKE NOTES!』で紹介されていたメモ術ですね。同じことに触れていたのは偶然でしたが、大変驚きました。

理解と応用

私が今回速読を試みたのは、「ツェッテルカステン(ドイツ語でカードと箱、という意味)」というメモ術です。

これは『TAKE NOTES!』という書籍で紹介されており、今日は100ページを10分で読み、メモや考察に30分ほどを費やしました。

シンプルながらも深い理解を必要とするこの方法は、思考を整理し、新しいアイデアを生み出すのに非常に有効だと感じました。

ふく

速読しただけでは仕組みは理解できず。紙に何度も書いてました😅

メモの整理

ツェッテルカステンでは、残したいメモを永久保存版として整理することが推奨されています。

残されたメモは定期的に見直し、整理することで、知識の定着を促します。

この習慣が、効率的な学習と理解の深化を支えています。

そして大事なことは、走り書きのメモなどを書き直して保存した後に捨てることです。

文献管理ツール Zotero

zotero

このツールは、書籍のISBNや論文などの番号を入力すると自動的に情報をデータベースから参照して登録してくれるアプリです。

本を読んだときのメモって、こういう大事な基本情報を残すのって面倒くさいですよね。

そのようなことを一手に引き受けてくれるので、とても便利です。

メモをどんどんためていって、メモ術のルールに則って運用していけば、自分だけの知識の宝庫ができあがります。

アプリをもう少し使い込んだら、使い方なども紹介できたらと思います♫

Zotero はこちらで入手可能です。興味のある方はぜひダウンロードして試してみてくださいね。

マインドマップとの違い

Mind-Meister

マインドマップとツェッテルカステンの違いについても触れておきたいです。

マインドマップは特定のテーマに沿ったアイデアを展開するのに対し、ツェッテルカステンは異なるアイデア間の連携を促し、セレンディピティを生む可能性があります。

これは知識の統合において両者は大きな違いを生み出します。

私の中ではマインドマップは、構造化のためのツールになったような気がします。

マインドマップは無料でも十分に使えるサービスがあります。

Mindmeister は Web アプリでデバイスを選ばずに使えて大変便利です。

まとめ

速読練習を通じて得た学びやメモの取り方、ツールを活かし、ブログ記事の執筆やプロジェクトの進行にも役立てていく予定です。

読者の皆さんにも何かの参考になれば幸いです。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今日利用した本

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あなたの速読体験やテクニックなど聞かせてね

速読を実践している方も、過去に挑戦したことがある方も、ぜひ体験談をシェアしてください。

私も久々に速読技術に触れて、新たな楽しみを見つけ始めました。

技術自体も大切ですが、それをどう生活に活かすかがもっと重要ですよね。

語学の習得が目的ではなく、その後の活用が重要なのと同じです。

取得した資格を活かさなければ、ただの資格集めになってしまいます。

そして、使わなければ技術も錆びてしまうという事実。

これからの人生で、大切にしたいことを見つけ、それを続けていくことが私の願いです。

最後までお読みいただき、心より感謝します。

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